
今週は、和歌山県日高郡みなべ町で開催された表現論シンポジウムに参加していた。、私は「表現論」という数学の研究分野のグループに属している。表現論シンポジウムは伝統的に合宿形式で行われている(今回私は外に宿をとって通ったのだが)。写真は太平洋に面した会場付近からの景色。沖に見える島は鹿島。みなべは梅の産地で、梅干しで有名なこと、近くの田辺は弁慶、南方熊楠、植芝盛平と有名人の出身地であることを行ってから知った。
秋学期(関西学院大学では後期のことをこう呼ぶ)の授業もほぼ中盤ということもあり、出張中の授業は、幾何学IIは中間試験、数式処理演習IIは課題作成とした。先週の水、木、金は上ヶ原キャンパスの学園祭(新月祭)に併せて三田キャンパスも休講だったため、今日は9日ぶりに授業を行った。これから、中間試験の採点、レポートの採点、秋学期後半の授業、研究室学生のゼミ、大学の様々な用事、依頼されている仕事等々、年度末に向けてやるべきことが詰まっている。出張では、研究面で大いに刺激を受けたが、忙しさに紛れて大事なことを忘れてしまうのがいつもの悪いパターンだ。「忙しい」と言い訳して先送りしないでやるべきことをやっていきたい。